不動産買取事例④何社にも断られた物件を買い受け致しました。

一般に売れない不動産はないと言われますが、稀に権利関係が非常に拗れてしまっている場合、買手がそれを敬遠し売却が難しくなるケースがあります。こちらのご相談もそういったケースでした。

進入路である目の前の道路がこれまで裁判を行った経緯があり、建物が昭和20年築と非常に古いにも関わらず、再建築が不可能な物件であったのです。

売主様はこれまで複数の不動産会社にご相談を持ちかけたものの、ほとんど相手にされることもなく断られてきたとのこと。私どもとしてもご相談内容を伺っただけで、このままの状態で一般の方にお売りするのは非常に危険であると感じました。

しかしながら、売主様は非常に困ったご様子で、居住地が遠方であるにも関わらず何度も福島市へ出向いては依頼を受けてくれる会社を探しておられた様でした。

私たちは売主様のための会社であると自認しておりますから、こういう時にこそお手伝いが出来る会社でなくてはいけないと思い一旦お持ち頂いた裁判資料をお預かりし関係者からの聞き取りから始めることとしました。

様々な方からお話を伺い、関係者がそれぞれどのような解釈をお持ちなのか、またそれを現地に当てはめ、取引の線引きを行いました。しかし線引きした内容も一般の買主様にはなかなか理解が難しいであろうと判断しました。

売主様は、毎年の税金を負担に感じていらっしゃる様でしたので、ある程度、早期の売却を望まれています。そこで当社で現状のまま買い受けることをご提案致しました。当社の責任であれば、多少売却期間が長期化しても問題がありませんし、一般の方へお譲りする際にも様々なリスクを時間をかけしっかりとご説明することができます。

様々なリスクを考慮すると、当社の買取価格も決して高いものではありませんでしたが、売主様はすぐに快諾され、今後さらに建物が老朽化した際に周りに迷惑をかけてしまうのではないかとの不安から解放されると喜んで頂けました。お譲りいただいた物件は私どもで手を入れ、ご納得いただける買主様をゆっくり探していきたいと思います。

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